2019年11月16日

安達祐実

近年、演技で強烈な存在感を残すだけでなく、飾らない私生活や、美容やファッションなどライフスタイルも人気の安達祐実。美しさと可愛らしさを併せ持つ自然体な姿が“奇跡の38歳”と呼ばれ話題になるなど、ますます活躍の場を広げている。デビューは2歳。芸能生活36年を迎え、子役を取り巻く環境は「辞めたくなっても他の道も選べるように」学業を優先するなど、変化を実感することもあるという。そんな彼女に、今の子役や自身の子役時代のこと、また、家族のこと、ファッションへの想い、そして40歳目前の心境などを聞いたそうです

■子どもの頃「周りにどうやったら喜んでもらえるかな」ということをいつも気にしていた

――芸能界で36年間ご活躍されて、大人になってからはお母さん役で子役の方と演じる機会も。ご自身の子役時代と比べて時代の変化を感じることはありますか?

【安達祐実】私の頃は、その子の将来とかより今の勢いに乗っているという事が大切だったと思うんです。ただ、今は学業もきちんとできるようにスケジュール組んだり、その子にあった仕事のペースが考えられているなぁと。もし途中で、この業界を辞めたくなっても、その後の人生がうまくいくようにしてくれているんじゃないかなっていう感じはします。「他に色々な道があるよ」ってみんなが許容している気がします。

――もしご自身も今の時代に子役だったら、他の道を選ばれていたり…?

【安達祐実】可能性はあったかな。ただ、ちゃんと勉強ができたかどうかはわからないですが(笑)。そもそも、そんなに表に出るような性格ではないんです。

――私生活では女の子の母でもある安達さん。娘さんとご自身の子ども時代を照らし合わせると、それぞれどんな女の子ですか?

【安達祐実】私と娘は全然キャラが違っているなあとは思います。娘は自由で、独自の路線をいっているところがあって。仕事柄もあったと思いますが、私は子どもの頃「周りにどうやったら喜んでもらえるかな」ということをいつも気にしていて。それに比べると、娘は人に紛れるというようなことはしたくないタイプ。ちょっとファンキーな娘です(笑)。あの歳であれだけ自分を持ってるって、頼もしいです。

――そして、3年前には2人目の男の子が誕生されました。子育てにも変化はありますか?

【安達祐実】第一子を24歳、第二子を34歳で産んでいるので、10年のブランクがあって。ただ、昔と比べると、今の方が長女も含めて子育てを楽しんでいる気がします。どんどん子どもを好きになるというか。長女はシングルマザー時代もずっと一緒にいたから、同志のような感じもありますね。長男は「ただただ可愛い」です(笑)。

――(笑)。では、この先、もしお子さんが芸能界に興味を持ったときは…?

【安達祐実】大人になって本当にやりたければやればいいかな、とは思っています。ただ、子どものうちから始めるのはちょっとな、と。大変だと思うし、普通に学生生活を楽しんでもらいたいです。

■子役時代を知らない世代も「街で高校生くらいの女の子や男の子も声をかけてくれる」

――そして、最近の安達さんは旦那様でありカメラマンの桑島智輝さんが撮影された写真集や、美容雑誌のモデルなど、発信の幅も増えていますよね。それによって、子役時代の安達さんを知らない世代も、新しいファンの層として広がり、自然体な姿が男女問わず支持されている印象です。

【安達祐実】最近、街で高校生くらいの女の子とか、たまに男の子とかも声をかけてくれるんです。もちろん子役時代から見てもらっているというのも嬉しいですけど、そういうフィルター無しに知ってもらえるのも嬉しいですね。

――Instagramでも多くの女性がファッションの参考にしたいとコメントしています。

【安達祐実】元々ファッションやメイクも好きだったので、せっかくだったらそういうお仕事もしたいな、とは思っていて。でも普段は役に合わせた服装やメイクをしているので、自分のスタイルを伝えるにはどうしたらいいだろうって。それでInstagramを始めました。そうしたら、いろんな雑誌やお仕事に声をかけていただくことが増えて。挑戦ということでもないですけど、そうなったらいいなという方向に広がっていった感じです。

――先日公開されたセルフメイク動画も大反響でした。

【安達祐実】『VOCE』さんでモデル撮影することが増えていて、スタッフの方から「動画どうですか?」とお声がけいただいて。すっぴんも特に抵抗はなかったので、撮影自体も紙面の撮影と同じ日に、自然な流れで撮りました。まさかこんなに多くの人が見てくださるとは思ってなくて、今もびっくりしてます。

■40才という節目を前に「このまま穏やかに、自然に年を重ねていければいいかな」

――5年前、ORICON NEWSインタビューでは「今は狭まった壁をどんどん壊して、広げている感じです。すっかり広げ終わったら、また別の世界へ行けるかもなーなんて、自分でもワクワクしています」ともお話してくださっていました。

【安達祐実】まさにそんな感じの5年でしたね。ただ今は、突破してやろうみたいな感じは抜けたかな。この先、キャリアを重ねていく中で、また一つ尖ったことをする必要があるかもしれないですが、今は楽しいと思うことや興味がある仕事をやらせてもらえる限りやりたいですね。

――現在、38才。この先、40才という節目の年齢を迎えるに当たって、どのように過ごしていきたいですか?

【安達祐実】顔のパーツ配置が童顔なだけで、若く見えがちなんですけど…皮膚自体は順調に年を重ねていて(笑)。自分自身を若く見せたいという気持ちは全然ないですし、このまま穏やかに、自然に年を重ねていければいいかなと思っています。家庭にもすごく意識が向いているし、仕事も楽しくできていて、この充実した日々を40代も続けていきたいですね。老けたとか言われながらも(笑)。
ラベル:安達祐実
posted by ぴーちゃん at 10:30| 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

ジョーカー

日本でも興行収入50億円が射程に入り、異例のヒットを続けている『ジョーカー』。大都会で大道芸人として働く孤独な主人公のアーサーが、シビアな現実に苦しみながら、やがて悪のカリスマとなっていく。ダーク&シリアスな物語にもかかわらず、なぜ人々はここまで夢中になるのか? ヒットを後押ししている要因の一つがリピーターの存在で「すでに15回も観た人」もいるという。ただ、心理学の専門家はこの映画が「普通の作品とちょっと異なる」と話す。『ジョーカー』の「沼」にはまってしまう、その心理とは……?

すでに15回観たという強者も

10月4日の公開日から、約1ヶ月半。その間に『ジョーカー』を一人で15回観たということは、3日に1回のペースで、凄まじいばかり。ツイッターでの書き込みは、11月に入っても衰えず、「無性にまた観たくなる」「ジョーカーは時間差で効いてくる」「映画館の近くに来たので、またジョーカー観てしまった」「3回観たけど、4回目行く前から5回目いきたくなってる」など、その魔力にとりつかれた人が後をたたない。

こうしたリピーターの増加による大ヒットは、最近よく起こる現象でもある。昨年の『グレイテスト・ショーマン』や『ボヘミアン・ラプソディ』が好例。これらの作品は時間が経つと、なぜが無性に観たくなる傾向が強かった。とくに『ボヘミアン・ラプソディ』は応援上映、爆音上映などライブを楽しむような感覚も大きかったが、『ジョーカー』はそうした応援上映向けの作品ではない。配給のワーナー・ブラザースも「いわゆる応援上映などを通じた宣伝展開の予定はないのだが、想定以上に勢いが途切れないことに驚いている。どこまで現実なのかさまざまな解釈があるうえ、劇中に隠された、いくつかのネタがネット上で取り上げられたりして、それらを確かめるために2回以上観に来てくださる方が多いようです」と話す。

どの部分が現実で、どこまでが主人公アーサーの妄想なのか。それを確かめたくなって、もう一度観たくなる。
一方で、『ボヘミアン・ラプソディ』との共通点があると語るのは、アメキャラ系ライターの杉山すぴ豊氏だ。

「『グレイテスト・ショーマン』以上に『ボヘミアン・ラプソディ』が社会現象になったのは、フレディ・マーキュリーのキャラクターが大きな理由でしょう。エキセントリックで、ちょっとサイコパス的な魅力がある。“フレディ教”を崇拝した感覚で、ジョーカーの虜になった人も多いはずで、こうした現象は一回火がつくと、大きく燃え上がりやすいのではないでしょうか」と杉山氏。

「他のアメコミ映画と違って上映時間が約2時間なので、別の作品と続けて観るのも苦じゃない。また、『ジョーカー』公開とともに、ドルビーシネマ専用の丸の内ピカデリーがオープンしたり、ハロウィンのコスプレ研究の題材になったり、そのタイミングも良かったと思います。魔物的キャラクター+上映時間+公開タイミングで、いわゆる『沼』ができて、リピーターを増やしたのでしょう」と、杉山氏は分析する。

では、実際にどれだけの観客がリピーターになっているのか。じつは意外なデータもある。

これは総観客数のうち、2回以上鑑賞した観客の割合。じつは『ジョーカー』は、リピーター率は際立っていない。もちろん通常の映画は多くても2〜3%であるし、あくまでも一部のシネコンの会員の数字なので、単純に結論づけることはできない。ただ、ツイッターや口コミを見る限り、虜になった人の反応があまりに強烈で、それによって評判が広く浸透している感があるのだ。

映画館を出た後の不思議な浮遊感がクセになる

前述したワーナー・ブラザースの説明のとおり、『ジョーカー』をもう一度観たくなる最大の理由は、ラストシーンを観た後に、いろいろな解釈が可能な作品だからだ。その解釈が公開後、分析記事やSNS上に出ることで、それらを読んで、もう一度、自分の目で確かめたい衝動がわきあがる。

この点について、社会心理学者の碓井真史氏は次のように説明する。

「『面白かった』では終わらないのが『ジョーカー』です。2回観ることで、自分の感覚を再現し、自分の心を確かめたくなるのでしょう。不安を解消したいのかもしれません。映画の中で謎解きがわかったうえで、伏線を確認すれば、論理的に細かい部分まで納得できるわけです。さらに、『自分はわかった』という優越感を得られる心理もあるのではないでしょうか」

ただ、このようなケースは、たとえばドンデン返しの作品、意外な真相が発覚するミステリー映画などでも見られる。『ユージュアル・サスペクツ』(1995)や『シックス・センス』(1999)、『ファイト・クラブ』(1999)など、結末を知ってから観ると、別の面白さが浮上してきて、初見とは別のカタルシスがもたらされる。しかし『ジョーカー』の場合は、それだけではなさそうだ。そこで挙げられるのが「中毒性」であると、碓井氏は分析する。

「映画館を出た後の、不思議な浮遊感が癖になる人もいるのかもしれません。映画の世界に引きずり込まれ、その感覚を簡単に友人などと共有できず、どんどん考え始めて中毒的になる人を生み出すのでしょう」

たしかに、これまでのサスペンス映画などと大きく違うのは、この「感覚」かもしれない。自分はいったいどんな映画を観たのか? なぜこんな気分になったのか? 意外な結末なら、ある程度、冷静に頭の中で反芻して分析できるが、『ジョーカー』鑑賞後は、自分でも処理しきれない感覚に襲われる。その結果、得体の知れない何かに幻惑され、ある種の酩酊感に再び浸りたい人が続出しているようだ。

主人公アーサーに「共感できない」ところが、むしろ観客を引きつけているのか…
また、映画の中で主人公アーサーの行動が、格差社会の底辺で不満を抱えていた市民を蜂起させてしまったように、「ジョーカー中毒」になる観客の心理と、現在の社会の関係についても、碓井氏は次のように解説する。

「現代社会は価値観が多様化し、何が正義かもよくわからない。右派も左派も同様にフェイクニュースを流し、人々は操られているように感じている。警察や政府も信用できず、誰かを激しく攻撃したり、破壊したくなる衝動が大きくなっている気がします。しかし自分が犯罪者や革命家になりたいわけではなく、乱暴な犯罪者を非難して、哀れに感じる。そうした思いが、映画『ジョーカー』とリンクしたのかもしれません」

次に来る「中毒映画」は何か?
公開から1ヶ月半が経ち、とりあえず「ジョーカー中毒」の現象も落ち着いてきたが、今後、アカデミー賞へ向けての賞レースが始まり、そこで作品賞や、ホアキン・フェニックスの主演男優賞が有力になってくると、ワーナー・ブラザースのプロモーションも再始動し、日本でもジョーカー中毒を再燃させる可能性もある。

テイラー・スウィフト、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケランなどオールスターが猫になって歌い、踊る。好き嫌いは別にして、かなりのインパクトを与えそうな『キャッツ』
そして、今後は年末にかけて『アナと雪の女王2』(11月22日公開)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)といった、リピーター観客が確実に出そうな作品の公開が続く。とはいえ、これらの作品は想定内。『ボヘミアン・ラプソディ』や『ジョーカー』のように、意外な「中毒」が発生する作品を予想すると、2020年1月24日に公開される『キャッツ』あたりが、その候補か。1981年から始まったオリジナルの舞台版が日本でもロングランし、『グレイテスト・ショーマン』や『ボヘミアン・ラプソディ』のようにライブを観る感覚も提供する。そして猫の姿をした俳優たちという、ある意味で「怖さ」「過剰さ」の要素が、前出の杉山氏が指摘するように、ジョーカーやフレディ・マーキュリーと重ねられなくもない。

もちろん、中毒性のある作品は、予想外に突発的に誕生するケースも多いので、何が次に控えているかは予測できないのも事実だ。

「中毒」という言葉は、ややネガティブで危うい響きだが、映画にとっては、むしろ歓迎される用語かもしれない。観客を「中毒」にさせるほど夢中にすること。それこそが、映画の作り手にとっての理想でもあるのだから。
ラベル:ジョーカー
posted by ぴーちゃん at 10:47| 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

たけし

昨年の事務所独立騒動につづき、今年6月には糟糠の妻との離婚が明らかになるなど、ビートたけし(72)の「異変」が立て続けに取り沙汰されている。背景には、現事務所の取締役で18歳年下の愛人・横井喜代子氏(仮名)による“洗脳”があるとされる。たけしの運転手を務めてきた人物が、実名で告発したようです

「私は7月30日にたけしさんの運転手を辞めました。殿をロールス・ロイスの白いファントムに乗せて仕事現場に送迎することも、もうありません」

 と証言するのは、2010年に弟子入りし、翌年6月から今年7月までの8年間、たけしの運転手を務めてきた石塚康介さん(41)である。石塚さんは、横井氏のパワハラによって自律神経失調症を患ったとして、彼女と事務所の「T.Nゴン」を相手に、1000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 13年にたけしが横井氏と出会って以降、スタイリストやマネージャーなど、多くの人がたけしの元を去って行った。

「今回、私がこうして声をあげることで、彼女に苦しめられながらも沈黙せざるを得なかった人たちが、私に続いてくれたらなと思っています。そして世間の人に、殿を変えてしまった彼女の真実を知ってもらえれば幸いです」

 石塚さんによれば「横井さんは『自分の思うがまま』にならないと気がすまない」。たけしの仕事に口を出すようになったほか、オフィス北野のマネージャーやタレントの給料を調べ、“あなた会社に金を取られているだけなんじゃないの”とたけしに吹き込むこともあったという。

 運転手を務めていた石塚さんも、横井氏の監視下に置かれることに。待機や連絡の指示など、過剰なまでの“管理”がなされ、

「事務所で待機していてやることがなかったので、ロールス・ロイスの給油に行こうとすると、それを横井さんが防犯カメラで監視していて、すぐに電話してきて『私に連絡してから行け』と言ってきたことも」

 深夜の連絡、休日であっても待機を強いられるといったパワハラ行為は加速。我慢の限界を迎えた石塚さんは、横井氏と口論になったことをきっかけに、辞意を告げる。その場にはたけしも同席していたが、「殿は終始無言でした」。

 橋本マナミに嫉妬し“共演NG”にした――など、横井氏の「真実」をつぎつぎと明かす石塚さん。11月14日発売の週刊新潮でくわしく報じる。

「週刊新潮」2019年11月21日号 掲載
ラベル:たけし
posted by ぴーちゃん at 10:32| 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする